岡野ゼミ3年

こんにちは!
私たち岡野ゼミは、仲良く楽しく明るいゼミです!
岡野ゼミは、実際に小学校へ行き、授業観察を通して思考ツールやICT活用といった授業の工夫点やアクティブ・ラーニングなどを学んでいます。
3年生の前期から学んだこと
①総合的な学習の時間
②道徳科の授業(川越市立川越第一小学校)
③生活科の授業(埼玉大学教育学部附属小学校)
の大きく分けて3つを紹介しています。
ぜひ、見てください!
メンバー紹介等
〇おかの先生
いけめんりゅうや しゅんしゅん たろ ゆいしゃん せりちゃん みのりしん まいまい みーたん
ひにゃの あみち じゅんじゅん むー しーちゃん よしだしん りんちゃん
学んだこと
総合的な学習の時間

○実践内容
全国の小学校で実践された、「総合的な学習の時間」の実践事例についてインターネット等で情報収集をし、その授業の概要や問題点、自分が授業者の立場であるとするならどのように改善するかなどについて、一人ひとりまとめて発表し、質疑応答でさらに協議を行いました。
○活動を通してゼミ生が工夫した点
- 今日的な課題を取り上げた授業実践を選び、自分が将来教員になった際に授業に活かせるようにしたこと。
- 授業者の視点だけでなく、児童の目線になって学習内容や活動に問題がないか思考した。
- 複数の指導案に目を通し、自分の実体験やボランティア先の小学校の実践内容と関連づけながら改善点を探したこと。
○活動を通して学んだこと
- 自分が指導案を書く際には、他の先生や保護者など誰が読んでも内容が伝わるように具体的に書く必要があると感じた。
- 実際に行われている授業の改善点を探す活動を通して、自分が授業者になった際にも授業をして終わりではなく、授業後に改善点について思考し、児童の実態や社会の変化等に応じて授業改善を行うことが重要であると感じた。
- 自分の指導案を客観的に見ることで、様々な改善点が見つかり、児童にとってより良い学びになるような改善を行うことができる。
○この学習を今後どのように生かすか
私たちはこの学習を通して、全国の「総合的な学習の時間」の実践内容や、児童や他者の視点を持ちながら授業づくりをしていく大切さを学びました。授業の中で児童が楽しみながら主体的に学習に取り組み、深い学びを得ることができるために、学習内容や活動を見直し、児童の視点で授業づくりができるようにしていきます。また、改善点を協議し、話し合ったことや岡野先生から頂いた指導を基に、今後の模擬授業や指導案作成に生かし、未来を創っていく教師となるために学び続けていきます。
川越市立川越第一小学校 道徳科6年生「小川笙船」授業見学
日程 5月31日
授業 道徳科 6年生 「小川笙船」
◎人間がもつ気高さに気づき、より良く生きようとする心情を育てる
授業内容
初めに、豊かな人生とはどんな人生なのかを考える時間をつくり、児童が持っている豊かな人生についての価値を引き出す。 次に教材「小川笙船」の模読を聞き、感じたことを話し合う。 笙船の人生は本当に豊かだったのか話し合い、改めて豊かな人生とはどんなものなのか考えてみる。
【小川笙船あらすじ】
行き倒れになった定吉を町医者の小川笙船が救った。笙船は、治療代も払えないような貧しい患者にも治療を施していた。それだけでなく、貧しい病人が増えていることに心を痛めた笙船は貧しい病人を診療する小石川養成所を殿様にお願いし作った上に、若い医者も呼び寄せて育てた。笙船に助けられた定吉は回復して井戸水をくむ手伝いをしていた。そこに、笙船に看てもらって元気になった男が現れ、「先生に食べてもらうんじゃ」と笙船に大根の入った篭を渡した。笙船はそれを高々と掲げた。小石川養成所は、現在は小石川植物園となっている。
(導入)
- 豊かな生き方とは何か考える
児童の考えを聞く
①悩みのない ②お金がある ③自由 ④楽しい ⑤経験がある ⑥周りの人も幸せ
⇨高学年は自分から発言する児童が少ない中で、1人1人がどんな意見を持っているの か把握しなければならない。そのために、他の児童から出た意見に番号を付け、自分と 同じ意見の番号に手を上げさせていた。
(展開)
- 話し合いのタネを決め、論点がずれないようにする。
- 児童から出た考えを深彫りしていくために、いじわるな質問をする
⇨「それはどうしてだろう?」「そもそも医者の仕事って何?」など聞いていき、児童 から意見が出なくなるまで、問いかけていく。 - 板書はイメージマップを用いて考えを広げていた。
- 国語で既習した「マザーテレサ」の話と関連付ける教科横断的な指導をしていた。
- 「心のものさし」を1人1台持っているタブレットを使って表していた。
⇨言葉だけでは表現できない自分の気持ち(豊か/豊かではない)をパーセンテージで表 すことが出来る。
(まとめ)
先生の「豊かな人生」についての価値観を、エピソードを含め児童に話すことで、生き方や信念は多様であることに気づけるようにしている。
埼玉大学教育学部附属小学校 生活科2年「やさいよ おおきくなあれ」 授業見学
- 日程
6月28日(火)
- 授業
生活科 2年生「やさいよ おおきくなあれ」
○授業内容
初めに、自分たちの世話の仕方について振り返る。それを基に、こからの野菜の世話の仕方について考える。加えて、これからの野菜の 世話について考えたことや話し合ったことを全体で共有する。最後に、本時の活動につい「野菜ノート」に振り返る。
○授業の工夫点
(導入)
写真を用いていたことで、児童が今まで育ててきている野菜につい て振り返ることができるようにしていたこと。
目当てを決める際に、児童が主体となって考えることで、主体性を育んだり、活動に見通しを持たせていたこと。
(展開)
- 板書と同じ構成のワークシートを児童にも配ることで、児童の思考 をより表現しやすくしていたこと。
- 意見交流の以前に、個人でしっかり考える時間を作っていたことで、児童に考えを持たせ、深い学びへつなげていたこと。
- 友達の意見やアイデアを取り入れる時間をしっかりと取っていたことで、児童がより考えを深めやすくしていたことで、対話的な学びの実現を図っていたこと。
- 育てる野菜がいくつかある中で、育て方をみんなで共有することで、どの野菜とも関連づけられるように指導していたこと。
- 調べ学習として、ICTを自由に活用させることで、今までの成長を振 り返ったり、今後どうしていくべきか考えやすくしていたこと。
- 教師の児童に対する声かけの仕方として、児童に寄り添い、考える 機会を与える声かけを行なっていたこと。
(まとめ)
- 今後の野菜のお世話の仕方について話し合う際、児童の意見をしっ かり板書していたことで、児童の意見を大切にしていたこと。
- これからのことや、野菜を育てる上での具体的な対策について、話し合わせることで、今後の見通しを持たせていたこと。
- 研究協議
- 野菜を育てる過程で、自宅から材料を持ってくることを可能にした 理由。
→児童は、育った環境も違えば思考も違う。だからこそ、児童の思いや願いを重視する為、自由な育て方を行わせている。 - 野菜の栽培が上手くいかない児童に対して、どういう支援を行うか
→上手くいかないことも学びである為、「どうする?」と児童に問いかけ、改善策を考えさせる。そうすることにより、児童が自然と問題 解決学習を行うことが出来る。
- 野菜を育てる過程で、自宅から材料を持ってくることを可能にした 理由。
- ご飯 ハンバーグ&ステーキ Open Kitchen 然
岡野先生ありがとう

授業観察の帰り道は岡野先生がアイスをみんなに買ってくれました。
授業終わりに食べるアイスは格別!!
とってもおいしかったです!!
その後岡野先生は帰られましたが、ゼミ生でラーメンを食べました。
一日頑張ったご褒美なのでカロリーは0キロカロリーです。